私は洋服が昔から好きで、かれこれ10年以上好きなことになっています。
ミニマリズムを実践する前は、洋服を着る楽しさよりも買うことで満足していました。
そこで実践した、洋服の定番化について書かせていただきます。
洋服についての考え方

私服の制服化とは、
私服の制服化とは、
私服も仕事着も制服化(パターン化)することで、洋服の総数を減らし、毎日着る洋服に悩まないようにする方法
です。
私服の制服化については、過去に書かせていただいております。
私服の制服化で実践した考え方
私は、ミニマリズムを実践してから、洋服の量を極端に減らしました。
減らす基準は
- 1年で1回着るか。
- 汎用性の高い洋服か。
- 管理は簡単か。
- ハンガーにかけれるだけの量か
この4つの項目をクリアしたもので洋服の数を構成していきました。
1ヶ月で1回着るか
1年で1回も着ない洋服は次の1年で着ることはないと考えています。
実際に、着ないTシャツの数はかなりあったし、仕事で着ると思うからとハンガーにかかっている洋服もありました。
洗濯がめんどくさいから、着る回数が減っている洋服もありました。
クローゼットが1年以上着ていない服が半数以上あり、クローゼットの肥やしになっている洋服が多くありました。
なので、1年4季着ていない服は次の年は着ない可能性が高いと思い、着ていない時期が長い洋服から手放していきました。

汎用性の高い洋服か。
私服の制服化をするにあたり重要なことの1つとして、
”汎用性が高くて買い替えが容易”
であること。
オンオフ場所を選ばない洋服であることは、
使い勝手が良く、仕事でも休みでも使えるモノだと、それだけ洋服の数は減らすことが出来ます。
私服の制服化には、汎用性の高さは、必要なことだと思います。
管理は簡単か
洋服を所有すると
- 洗濯
- アイロン
- お手入れ
が必要になります。
洗濯するときに、他の服と一緒に回すと首元が伸びたり、ダメージができたりと気になることが多くなります
洗濯してシワができたシャツやTシャツはアイロンが必要になるし、クリーニングも必要になります。
さらに、皮やオイルジャケットはクローゼットに欠けているだけではダメで、日陰干しや空気を入れてあげないとカビが生える可能性もあります。
管理が簡単なのは、毎日の暮らしの手間を楽にさせてくれます。

ハンガーにかけれるだけの量か
Tシャツ・シャツ・ジャケット・パンツはハンガーにかけれるだけの量に調整しています。
あまり考えずに購入し続けるとまたクローゼットが圧迫してキャパオーバーになってしまいます。
なので、洋服はハンガーの数だけの所有にし、ハンガーが余ったタイミングで購入するか、手放してから新しいアイテムを追加するようにしています。

私服の制服化が合わなかった理由
私は、ミニマリストの教科書があれば載っているであろう、
“私服の制服化”を実践しようと取り組みました。
しかし、それが続いたのは、半年くらいだったと思います。
私服の制服化をやめた理由は、
- 制服化した服では気分が上がらない。
- 本当に自分が着たい服がわかった。
- 劣化したら買い換えるに違和感があった。

制服化した服では気分が上がらない
制服化した時は、
シャツは『UNIQLO』
Tシャツは『ヘインズ』
と、どこのお店、ブランドを買うのか決めていました。
決めた洋服が、始めからお気に入りなら良いのですが、
汎用性の高さや、買い直しやすさで選んでおり、好きな洋服ではない服も選んでいました。
仕事着と、休みの日に同じ洋服を着ていても、気分が上がらなかったです。
毎日の気分が上がっているかどうか、洋服を選ぶ上で重要なことでした。
本当に着たい服がわかってきた
制服化をしている時も洋服が好きで、いろんな媒体で調べていました。
そんな中で自分が好きで、着たい服は
“長く着れて、経年変化も楽しめる洋服”
であることがわかってきました。
それからは、経年変化が楽しめて、気分の上がる服を選ぶようになりました。
劣化したら買い換えるに違和感があった。
私服の制服化には、
“劣化したらすぐに買い替える”というイメージがありました。
すぐに買い替えれる便利さはわかるけど、買ったものに対して、長く使うことの方が大切なんじゃないかと思ったのが始まりです。

新しい思考法”洋服の定番化”
私服の制服化が合わなかった自分が考え出した思考法として、
“洋服の定番化”
を考えつきました。
好きなものは好きだから、無理にミニマルにこだわらなくても良いのではないか、ということを考えました。
- 仕事着と私服を分ける
- 自分にとっての定番品を探す
- 長く使って、自分の中のイメージと外見のギャップをなくす
この3点にフォーカスを当ててみたいと思います。

仕事着と私服を分ける
私服の制服化では、毎日同じ洋服を着て思考を洋服選びに当てないというものでした。
まずは、仕事着と私服をはっきり分けて、
仕事着はこの服でローテションして、制服化していくこと
私服も少ない量でローテションする。
一見、私服の制服化と近いですが、私服と仕事着を別けることが洋服好きな私の選択でした
自分にとっての定番品を探す
”自分にとっての定番品”は私にとっては重要で、
例えば、
カットソーなら”SAINT JAMES”と”ヘインズ”
シャツなら”Brooks Brothers”
と決まっています。
理由は、
- 使ってみて気分の上がる洋服
- 長く多くの人に愛されているブランド
自分が使ってよかった服であるのは大前提として、
長く愛されてきたブランドであることがこの2つのブランドでは言えます。
ただ、歴史が長くないブランドは選ばないということはなく、使ってよかった服を第一に考えています。
他には、
下着、靴下、冬肌着:無印良品
タンクトップ:UNIQLO
自分の中で定番品を決めておけば、迷うことを減らしつつ、洋服が楽しめます。

長く使って、自分の中のイメージと外見のギャップをなくす
新しいモノを使い始める時って違和感を感じる時が少なからずあると思います。
その反動で、着なくなってしまうものもあります。
“洋服の定番化”で同じ服を購入していくことで違和感は軽減され同じテンションで洋服を着ることができると思います。
でも、新しい洋服のワクワク感は味わいたい。
だからこそ、チャレンジする余白を作るために定番化できる部分を定番化して選ぶ余白を作りたいです。

洋服の定番化をやってみて
“ミニマリストだからこんなに持ってはいけない”という風に思っている方が多いと思います。
自分もそんな中の1人でした。
でも、自分の好きな洋服をやめてまでやることではなかったです。
毎日の暮らしを楽しんで過ごせるかが大切で、自分の好きなことをしない必要はないのです。
どんなことでも、
好きを最大化するためにどんな選択をしていくのか、
どんなルールでやっていくのか自分なりのルールがあるといいかもしれないですね。

この上記4点から私服の制服化を実践したが、自分には合わなかった。