”愛でているアイテム”は私がこよなく愛してやまない持ち物、
永く使いたい持ち物を紹介していくシリーズ。
第3回の今回、紹介させていただくのは、
L.L.Bean Beantote
です。
今回も、お気に入りアイテムで紹介している、Bean toteを紹介させていただきます。
↑こちらでも紹介させていただいています。
洋服を続けて紹介させていただいたので、今回は趣向を少しずらしてお気に入りのtote bagを紹介したいと思います。
L.L.Beanとは

L.L.Beanとは、アメリカ メイン州で1912年に創業されたブランドです。
アウトドアブランドとして多くの方に愛され続けてきたブランドです。
L.L.Beanを語る上で避けては通れないヒット商品たち。
- Bean boots
- Bean tote
- ハンティングジャケット(ハンティングコート)
どれも、有名で巷でよく見かけます。
L.L.Beanのことを調べてびっくりしたことは、
1951年時点で”24時間365日営業”をしていたことです。
アウトドア用品(フィッシング・ハンティング・キャンピング)専門のコンビニエンスストアみたいなもんです。
それだけ、1950年ごろのアメリカではハンティング等が主流な文化だったことがわかります。
そんな、歴史・伝統のあるブランドからで私は、Bean toteを選んだので、紹介させていただきます。
Bean toteの全貌




L.L.Bean Bean toteについて
Bean toteは、当初、氷や資材を運ぶために作られたカバンでした。
強靭で破れない目の詰まっているキャンバス生地を使用し、多くのもの運ぶために使われたカバンです。
生成りのキャンバス地ということで、新品のものに関しては、バッキバキのカッチカチの生地になっています。
私は、革製品も好きですが、このキャンバス生地も使用していくたびに柔らかくなり、経年変化が楽しめます。
長く楽しく使えるカバンだと思っています。
Bean toteのディテール
私が所有するトートバッグについて
製造年代 | 80年代 |
色 | ネイビー |
サイズ | M |
製造年代について
このBean toteの製造年代は、1980年代です。
- タグ
- サイドステッチの色
- 持ち手の短さ
○タグ

タグの色が2色になっております。
BOTE AND TOTEの文字が青色になっております。
これは、80年代に使われている2色タグと言われるもので、
それよりも前のものになると、
『L.L.Bean』の文字が筆記体になります。70年代ごろに使われていました。
なので、70年代以降のものであるとわかります。
○サイドステッチ

サイドステッチとは、トートバッグのサイド(横)等の生地と生地の縫い目のことです。
90年代ごろから現行の物に関しては、サイドステッチの色はトートバッグと同色の生成り等が使われいます。
しかし、それ以前のものですと、青いステッチが使われおり、年代の判別がわかりやすい仕様になっております。
生成りの生地に対して、青いステッチは目立っているのが、とっても好きなデザインです。
○持ち手の短さ
この持ち手の短さもビンテージ品の特徴だと思っています。
現行品のほとんどは肩に担ぐことができますが、ここまで短いと担ぐことは難しいです。
正直、ずっと持っていては疲れます。
そこは、この年代を所有する宿命であり、”絶対担がない”、”楽をしないぞ”というカッコつけかもしれません。笑
そんな使いにくさも現代になくて好きなところです。

色・サイズ
色について
この80年代に販売されていた色は、今みたいに多色ではないです
- ネイビー×生成り
- グリーン×生成り
- レッド×生成り
- ネイビー×グリーン
- ネイビー×レッド
- 革バッグ
私が知っている上ではこれくらいのパターンで、
もう少しパターンがあって販売されていたかもしれません。
ネイビー×生成り
このパターンを狙って購入しました。
自分の持っている洋服のコーディネート似合う色
洋服を選ぶときは、ホワイト・ネイビー・ブラック・カーキと色を固定化しているので、
その色の中で選びました。
サイズ
1980年代のサイズは、S、M、Lと3段階で展開されています。
私の選ぶ基準は、
“A4・13インチパソコンを入れて持ち運べること”
だったので、
Sでは入らず、Lでは大きすぎるということで、標準サイズのMを選びました。
私は、検討した結果、このモデル・色・年代を決めました。

私がこのBean toteを選んだ理由
過去に所有していたBean tote
ミニマリズムを実践する前までは、3種類のBean toteを所有していました。
- グリーン×生成り・サイズ:L・1980年代
- ネイビー×生成り・サイズ:M・2000年代
- ネイビー×ネイビー Beams別注・サイズM・2017年モデル
昔の私は、3つもBean toteを持っていたんです。


※「ネイビー×生成り」の写真がありませんでした。
それぞれ、違う用途で所有していましたが、
本当に好きなモノがわからず、とりあえずBeantoteが欲しいからとなんとなく購入していました。
ミニマリズムに出会い、多く所有するよりも、とびっきり好きなものだけを意識するようになったため、
本当に好きなモノを探るためにこれらのBean toteは手放しました。
Bean toteを買い直そうと思ったきっかけ
所有していた、Bean toteを手放した私が再度購入しようと思った理由は、
- 使っていたtote bagが2つあったが、お気に入りではなかったこと。
- 自分のファッションに合う鞄が何か考えたこと。
- 長く使えて、経年変化も楽しめること
以上3点が選んだ理由です。
使っていたtote bagが2つあったが、お気に入りではなかった。
tote bagは、エコバッグ風のバッグを2つ所有していましたが、
持ち運ぶにしては、生地が柔らかく、サイズも微妙でした。
使用用途も泊まりの仕事の時しか使っておらず、お気に入りではなかった。
自分のファッションに合う鞄が何か考えたこと。
私は、アメリカ、ユーロビンテージファッションが好きです。
私服のときに合わせられるカバンを選びたかった。
長く使えて、経年変化も楽しめること
Bean toteは、破れや汚れがあるものが多く出回っています。
できるだけ長く使えて、経年変化の楽しめるモノを選びたかった。
極力、デッドストックに近い生地が硬いtoteを選びたかった。

上記3つの理由から、私が今回の選びました。
何より、このデザインとサイズ感がとても好きですね。
この昔のタグも可愛くてかなり好みです。

経年変化が楽しめるアイテムが好みである
以上、
今回の愛でているアイテム、”L.L.BeanのBean tote”の紹介でした。
愛でているアイテムは、今回で3つ目です。
このシリーズをするにあたり、自分の気づきとして、
“長く大切に使うことで、経年変化が楽しめるアイテムが好きなんだ”と思いました。
モノである限りは、いつかは劣化して使えなくなってしまうものですが、
使えなくなるまでの過程が大切で、長く使うことで経験や体験できることが重要なのかもしれません。
劣化を見るのではなく、使い込んで愛着が湧くからこそ、その過程も楽しみたいと思ってしまします。

↑現行品は現行品で使いやすく、カラバリもあって私は、ありだと思っています。
過去の愛でているアイテムシリーズは下記から↓